タイムウェーバーななみです。
タイムウェーバーのセッションで、
私がよく使う機能に
「タイムライン」があります。
これは過去や未来から、
特定の日を調べることができます。
今回は、この「タイムライン」を紹介します。
今から出生45週前までを探る
タイムラインを使って、未来を探る時は、
例えば、引越しに最適な日、
開業に最適な日などが分かります。
これは何かを新しく始めたい時や、
お日取りを決めたい時に役立ちます。
過去を探る時は、トラウマができた日や、
ネガティブな思い込みを作った日などを
探ることができます。
たとえば・・・
「どうして自分は、苦労が多くて
楽に生きられないんだろう?」
そう感じることは、ありませんか?
私たちは普段、頭で考えて選択し、
行動していると思っています。
でも本当は、それよりもっと
ずっと深いところ――
無意識の領域、さらに言えば
生まれる前にした選択が、
今の人生を大きく
動かしていることがあります。
そこで今回は、
「私が苦しい人生を歩むと選択した時」を
出生から45週間前まで遡って、
タイムラインを探しました。
日付が明確に
結果は、想像以上でした。
タイムウェーバーは、出生以前に
「私が苦しい人生を歩むと選択した時」として
6つの日付を示したのです。
<分析結果その1>

- 1970年6月16日(胎芽)
- 1970年6月21日
- 1970年8月10日(胎児)
- 1970年8月13日
- 1970年9月11日
- 1970年10月15日
いずれも誕生する前ですので、
まだ母親のお腹の中にいる時です。
その頃に
「私が苦しい人生を歩むと選択した時」が
6回もあるとは意外でした。
しかも最初は、胎児より前
胎芽の時です。
赤ちゃんとしての形は、
まだはっきりしていない時。
この時期は、体を作っている時で
まだ脳も未完成なため、意識や
感覚というものはないと言われています。
つまり音、光、温度、痛みなど、
何も感じられない状態です。
そんな状態で
苦しい人生を歩む選択をするとは
一体、何が起こったのしょうか。
もしかしたら、体を作る過程が苦しくて、
人生は苦しいものだと
捉えてしまったのでしょうか。
自分の肉体を作りながら
「私は苦しい人生を歩む」と選択していたら
それは無意識の中で、人生の土台のように
しっかり刻まれてしまいます。
すると、大人になって、
どれだけ努力しても、どこかで
「苦しくないことを自分に許さない」ような
選択や行動を繰り返してしまうのです。
無意識が作る人生のシナリオ
こう言うと、少し怖いと感じるかもしれません。
でも実際、無意識は、意識の何倍もの力で
私たちの現実を動かしています。
「私は苦しい人生を歩む」
この前提があると、どんなに明るく前向きな
未来を思い描いても、そこへ向かう途中で
「やっぱり私の人生は、苦しくないといけない」
という思考や感情が、立ち上がってきます。
気づけば今までと同じような壁にぶつかり、
同じようなパターンに戻ってしまいます。
無意識にした選択は、
どれだけ意識しても
変えることが難しいのです。
最適にする調整
しかしタイムラインでは、
日付を知るだけでなく、
これらを最適にする調整が行えます。
下の画像は、その調整項目です。
<分析結果その2>

1.メンタルと明確化の行動特性
私は失敗への恐れを手放した。
2.メンタルと明確化の行動特性
自分の強暴さを手放した。
3.感情的なブロックの解消
神聖な愛の光の中で自らを解き放ち、癒しを見出す。
私が悲しいのは、自分が追い詰められているからだ。
4.3.と同じ
4.には、3.と同じものが出ていますが
3.は物理的レベルの不適切な行動、
4.は心理的レベルの不適切な行動であると
読み解けます。
「私が苦しい人生を歩むと選択」したのは、
不適切な行動だと、タイムウェーバーは
伝えたいのでしょう。
同じ内容の調整項目が、
レベルをまたがって出ていることから、
これが根深いテーマであることも分かります。
思い込みを手放す
でもこれは、その選択を
「もう手放していい」というサインです。
調整することで「私が苦しい
人生を歩むと選択した時」を
少しずつ解放し、もう必要のなくなった
思い込みを手放していく
プロセスが始まります。
すると、今まで無意識に繰り返してきた
「苦しくないといけない」という選択肢を
自然と選ばなくなり、今の自分が
望む生きかたができるように
なっていきます。
タイムウェーバーのタイムラインは、
ただ過去や未来の日付を示すだけではなく、
そこに結びついた思い込みを見つけて、
調整し、書き換えていくための
強力なツールです。
人生を、軽やかにしていきたい方には、
とても意味のある
セッションになるでしょう。